長距離トラックドライバーが雪道走行に備えておきたい必需品
この時季、雪道走行をするトラックドライバーは、危険を伴うリスクが高くなるため、いつも以上に注意が必要です。
運転中はもちろん待機時間や休憩中も車内で過ごすことが多いため、車内の環境を快適に整えておくことも大切です。万が一にも備え防寒対策をしっかりして、安全運転のために健康維持を心がけたいですね。
雪道に備えておきたい装備と必需品
スタッドレスタイヤやチェーンの装備はもちろんですが、途中で悪天候の中チェーンを装着する場合もあります。長靴や防寒用ゴム手袋、懐中電灯など、スノーブラシやスコップも車内に置いておくとすぐに作業ができ便利です。
燃料タンクは満タンに
雪道を走行する際は、急な天候不良や事故による立ち往生などトラブルにも備え、必ず燃料タンクを満タンにしておきましょう。長時間の立ち往生で燃料が切れ、暖房も使えなくなってしまっては、体温の低下なども心配です。
ウォッシャー液
悪天候で吹雪いているときはウォッシャー液が必須です。寒冷地では解氷作用のあるウォッシャー液や凍結しにくいウォッシャー液が安心です。予備で車内に積んでおくとよいでしょう。ワイパーが凍ってしまったときなどにも、解氷剤のスプレーも重宝します。
ブースターケーブル
冬はバッテリーの消耗が大きくなるため、バッテリーが上がってしまったときもお互いに助け合えるので、常備しておくと安心です。
長時間の立ち往生にも備えて
この時季は雪道での事故や長時間の立ち往生など、さまざまな場面を想定した準備が必要です。
水と非常食
予測ができない長時間の立ち往生も想定して、水や食料品は非常食とあわせて1週間分を目安に用意しておきたいですね。
モバイルバッテリー
携帯電話は情報収集や連絡を取る手段として必需品です。充電が切れてしまっては意味がありません。モバイルバッテリーは普段から必須アイテムの1つとして用意しておきましょう。
毛布や寝袋
防寒対策としても毛布や寝袋は必須です。足をのばして寝ることがエコノミークラス症候群の予防にもなります。
非常用トイレ
生理現象はコントロールできません。トイレを気にして水分補給をしないとエコノミークラス症候群の危険性もあります。
常備しておくと安心です。
普段から万が一に備えた装備など、車内に用意しておくと安心なものが数多くあります。