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ドライバーコラム

腰痛はトラックドライバーの職業病?腰を痛めない工夫!!

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トラックドライバーの方からよく耳にする腰痛。これはトラックに限らず、バスの運転手やタクシー運転手など、長時間運転する方に共通の悩みと言っていいでしょう。

立っている時は上半身の重みは両足へと分散されていますが、座っている姿勢では腰に負荷がかかります。また、運転中は身体が拘束されていますし、筋肉が緊張した状態が続くので血流も悪くなります。血流が悪くなると、血液中に老廃物がたまりやすくなり、それが神経を圧迫し腰痛が発生しやすくなります。
積荷の上げ下ろし作業が手作業の場合は、荷物を持つ際も腰に負担がかかります。
業務スタイルから、どうしてもドライバーは腰への負担がかかりやすいですね。

運転する際の姿勢を見直して腰痛予防!!

腰痛は症状が出てからでは日常の業務も大変になります。日頃から腰への負担を意識することで、腰痛の発症を予防したり軽減することができます。
運転中のドライバーを見ると、腰に負担がかかるような姿勢で運転されているのをしばしば見かけます。運転する際は、背骨をS字ラインに近づけるような座り方を意識しましょう。

・シートの奥に腰がくるように座る
・ランバーサポートはなるべく前に出す(ない時はクッションなどを利用する)
・シートの背もたれはなるべく起こす。
・シートの座面の高さに注意する。(長時間運転には、座面を少し上げ、膝がやや下がる位置がよい)

休憩時のストレッチで血流をよくしよう!!

上でも書きましたが、血流が悪くなると、血液中に老廃物がたまりやすくなり、それが神経を圧迫し腰痛が発生しやすくなります。
運転時の休憩時間は定期的にしっかり取り、ストレッチをするなどして血行をよくするようにしましょう。

腰痛対策グッズを取り入れる

インターネットやカー用品店ではさまざまな腰痛対策グッズが販売されています。
腰痛対策クッションやコルセットなど、上手に取り入れて腰への負担を減らしましょう。

腰痛がある方は面接時に相談しましょう

トラックドライバー経験者の方で腰痛が気になって同業への求人応募をためらっている方もおられるかもしれません。
それでも「トラックドライバーが好き」「トラックドライバーを続けたい」とお考えの方は、面接時に相談してみてはいかがでしょうか?

特にフォークリフトの資格がある方は手積みではなくパレット積みの荷物の運搬を希望してみる。長距離ではなく比較的長時間同じ体勢でいることが少ないルート配送を希望するなど。もちろん雇用先の求人の条件もありますので、希望が叶うかはわかりませんが相談してみてもいいかもしれませんね。